平成28年度 総務常任委員会他都市調査【二日目】

【二日目】11月1日(火)
筑後市議会「ホークスファーム連携推進室の取り組みについて」

本市では、4月に横浜DeNAベイスターズとの間で平成31年の供用開始を目指してファーム施設の移転強化のための協定が締結された。

福岡ソフトバンクホークスのファーム誘致に他自治体との競争に勝ち抜き、本年3月「ホークスベースボールパーク筑後」が開業したばかりの筑後市に伺い、その経緯と事業効果について視察を行った。

「ホークスベースボールパーク筑後」は、県営筑後広域公園に隣接し、広さ約72,000平米の敷地内にメインスタジアム、ホークススタジアム筑後第二、屋内練習場、クラブハウス、寮が建設され、ファームの選手たちは、ここで完結できる施設環境が整備された。

同施設の誘致決定までの経緯を聞くと、平成25年「福岡ソフトバンクホークス」がファーム新本拠地を募集したことを受けて立候補を表明したことに始まり、その後、市民や市内企業の協力により76,000余の署名を集め、市議会においては、市議全員と市が一体となって誘致の活動を進めたとのことである。

また、筑後市を含む近隣市が連携し、「筑後七国」として誘致実現のために、共同声明を出すなど、一体の姿勢を示したことは印象的である。
そうした誘致活動の結果、5県・34自治体との誘致合戦に勝利したわけであるが、その理由として、①交通アクセスの利便性②リハビリ・リフレッシュ機能の充実③周辺都市との連携が挙げられた。

筑後市と福岡ソフトバンクホークスの間では、ファーム本拠地運営にあたり、双方が魅力を高め、その強みを活か多角的な連携事業を推進することでホークスの育成・強化や筑後市の地域活性化や市民サービスのために、地域包括連携協定を締結した。

本市では、現在、施設の移転・機能強化に関する基本協定書を締結したところであるが、これからの建設工事の進捗とともに、課題となる地元「追浜」の地域活性化、青少年の教育と育成、観光振興、スポーツ振興等の向上のため、このような地域包括連携協定を考えていかなければならない。筑後市での先例を本市においてもしっかりと学び、実現すべきことである。

地域のイメージやブランド力、市民満足度の向上の実現を図ることをこの機会と捉えて、広い意味で絶好のチャンスとしなければならないと考える。